クロスワードパズル作りの「箱舟(ハコブネ)」です。

クロスワードパズルの一般的な知識




 ・ナンクロとは?
   ナンバークロス、略して「ナンクロ」と言います。ふつうのパズルには、タテとヨコのカギ
  がありますが、ナンクロにはありません。そのかわりに、すべてのマス目には数字が書かれて
  います。この数字が同じであるマスには、同じ文字が入ります。通常、最初に数文字程度がヒ
  ントとして示されており、あとはカンを頼りに試行錯誤を繰り返してマス目を埋めていくのが
  ナンクロです。通常、ナンクロでは使用する文字の種類が限定されるので、あまり小規模のも
  のは作りにくい傾向にあります。その一方、カギを書くスペースがいらないので、紙面を節約
  できるというメリットもあります。

 ・クロスワードパズルの法則
   通常、クロスワードパズルを作る際には、以下のような法則があります。
  @黒マスはタテヨコに連続してはいけない。
  A黒マスで囲まれた部分(島と呼んでいる)があってはいけない。
  B同じ単語を二回以上使ってはいけない。
   また、必須ではありませんが、以下のような注意事項もあります。
  C白マスを一個おいての黒マスの連続も、あまり多用しない方がよい。
  D黒マスの連続(もちろん、タテヨコではなく、斜めの)は、なるべく三個以内に抑える。
  E特殊な形状(対称形や非定形など)の場合をのぞき、角には黒マスは来ないようにする。
  F特殊な形状の場合をのぞき、連続した黒マスが途中で向きを変えたりしない方がよい。
  Gさらに、使用する単語については、基本的に名詞だけということになっています。しかし、
   これはあくまでも、ヒントとのかねあいで決まることであり、例外が認められるようです。
   ヒントのないナンクロでは名詞に限定されますが、通常のクロスワードでは、名詞以外の品
   詞を用いている作品も散見されます。英語では、通常から単語ごとに分けて書くことが一般
   的であるためか、名詞以外の品詞を用いた作品が比較的多いようです。
   そのほか、以下のような「準法則」を唱える人もいます。
  H二文字だけの単語の場合、その一文字の三方が黒マスで囲まれるのは良くない。
  Iカギのなかで、○○○を多用するのはみっともない。
  Jパズルは辞書ではないのだから、カギは単語の単なる解説であってはならない。

   これら多くの法則は、クロスワードパズルの歴史の中で自然と形成されたものであり、別に
   法律で決まっているわけではありません。したがって、現在では、なるべく守るに越したこ
   はない、というスタンスの作家が多いようです。結果的に、面白い作品であれば、これらの
   法則は、二次的なものと見なされるようです。


   

 ・良いパズルの条件とは
  ・上記の法則を完全に満たしていること。
  ・黒マスの数が少ないこと。厳密な数字ではありませんが、総マス数の23パーセント以下に
   抑えるべきでしょう。
   (当社では、特に作成が困難でない限り、20パーセント以下に抑える努力をしています)
  ・使われている単語が簡単で、誰にでもわかりやすいこと。
  ・難語、特殊用語、差別用語、不快な言葉、出版/放送禁止用語などが含まれないこと。
  ・平易である反面、適度な難しさがあること。
  ・ヒント(タテとヨコのカギなど)が、わかりやすく、かつおもしろいこと。
  ・解答語や、黒マスの配置形状など、一工夫されていること。


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